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香港カールスバーグカップ観戦旅行記 I

香港旅行記

行って来ました憧れの香港!
しっかし、凝りもせずに目的はサッカー観戦だったりしたのね(笑)
香港の旧正月イベントカールスバーグ・カップ2000。
日本代表の2試合を観戦するための5泊6日の滞在、友人二人との楽しい珍道中でした。

出発

香港空港内出発前の小ハプニング(笑)
初めてスカイライナーなるものに乗ったが、日暮里駅のJR→スカイライナー乗り換え口には階段しかなかった(-_-;) 荷物デカイんだからさ~。エスカレーター付けてほしいよね。それとも私達が発見できなかったところにあったんだろうか。
3人目とは成田で落ち合うはずだったのだけど、到着前に何度か送ったメールにはノーリアクション・・・なもんでちょっと不安だった・・・でも、とりあえず団体受付カウンターの列に並んでいたら、私達の目の前を見覚えのある金髪の頭がよぎっていった。なんで私達に気付かない? 大声で呼びかける。とにかく、金髪が目立って助かったよ(笑)
3人合流したものの、今度はもう一人が風邪っぽくてダルイと言い出し、無理矢理「カKNール」なんか買わせて飲ませたりして先行き不安。とか思いつつ、その後寿司なんか食って腹ごしらえ、なんて悠長なことをしていたのがまずかったのね。17時30分発の便なのに、店に17時までいた訳よ^^;

出国カウンターまでダッシュしたけれどもさあ大変。スゲー列の長さで汗汗。航空会社の人に「間に合わないから前に割り込ませてもらってください」と言われて最前列の人に交渉。これが恐いお兄ちゃんに当たっちゃって、こっちが悪いので駄目ならダメと言ってくれればいいんだけど、じ~っと無言で睨んでるだけで。フン!と行ってしまいました。ホント恐かった(ちょっとムカついた)。これを見ていたそのお兄ちゃんの2人後ろのおじさんが、「困った時はお互い様」と俺の前に入ればいいよ、と言ってくれたの(T_T) 結局その前(お兄ちゃんのスグ後ろ)の女の子が前に3人も割り込ませてくれた。本当にありがとうございます!

カウンターでスタンプもらい終ったくらいのタイミイングで、航空会社から放送で名前を呼ばれる3人! 「うわあ!!」って、ゲートまで猛ダッシュしてバスに飛び乗りました。本当に・・・前のお二人のお陰で私達は無事に飛行機に乗れましたよ~・・・多謝m(_ _)m
香港までは4時間かからないくらい? おしゃべりをしている間に着いてしまう(ちょびっと寝たけど)。
香港の空港はとっても広いです。しかも綺麗。成田の第一ターミナルが狭かったので、なおさらそう思ったかも。現地係員の人に迎えられ、バスでホテルへ。
レインボーブリッジみたいな橋を通って、ホテルのある九龍島へ。このとき、百万ドルの夜景も拝めた訳ですが旧正月を迎える今、高層ビルの側面には龍や2000という文字をかたどったイルミネーションが飾られていて、これがとっても綺麗。夜だし移動中でぶれっちゃって^^; 写真をお見せできないのが残念。

ホテルの前の通り思ったよりこぎれいで立派、部屋も想像より広くて何より繁華街・ネイザンロードが近い。そんな「■海酒店(ガンドンホテル)」にチェックインの後、もう夜0時くらいだけれど、食事のために外へ。サッカー観戦のために別口で香港入りした知り合い達と合流。ガンドンホテルのお向かいにある「豪發茶餐廳」という大衆食堂へ。私はお粥を食べたのだけど、これがとても旨かった。実は私が想像したものとは違うものが出てきたんだけど・・・(笑)旨かったからOK。でも、他の麺を頼んだ方々よりも出てくるのが遅くて、皆が食べ終った中でいつまでも熱い、食べても食べても減らないお粥を懸命に食べた。内心スゲー焦ったよ^^;

皆が頼んだものも少しずつ味見。でもって、麺が少し不思議。ビーフンのように細くて味のないもの。スープもちょっと味が濃い・・・というか・・・とってもシッカリしているかも。ちょっとクセになる感じ。でも、ワンタンや水餃子がとても大きくて旨い! エビやお肉がプリプリっとね。これでHK$20~30(\300~\400)くらい。観光客料金でもこの安さ。

明日は旧正月の元旦。つまりこの日は大晦日。思ったよりお店は開いていたけれども、人通りはやっぱり少ない感じだった。
一端ベッドに入ったあと、夜中に何度が目が覚める。結構、隣近所の音が響いてくるぞ、このホテル。しかも、なんだか深夜(明け方?)に何度かドカーンと聞こえた爆発音。最初は「すわテロか?!」なんて思ったけど、どこからもそれ以上の騒ぎは聞こえてこないので、どうやら新年の祝砲らしいと判断してまた眠りにつ・・・きたかったけど、ちと寒いんだね、この部屋。エアコンの温度設定をコッソリ30度くらいまでに上げておいて、隣に寝る友人の唸り声(寝言か?ちょっと心配だったけど)など聞きながら、再び床に入った。

さあ第1戦だ。

東京ほどでないと思うけれども、やっぱ朝は寒い。エアコンからは温風が出る訳でもなく、ただの風のようだ・・・。他のメンバーの「寒い」という訴えもあり、いっそのことOFFにしてしまう。これで少しはマシだろうか?
この日の朝は、夕食を一緒にした仲間達と待ち合わせて、ホテルの近所にある「翠園大酒楼」で飲茶。朝から飲茶・・・香港ならではの贅沢って感じ(^^) 中華・・・しかも飲茶好きの私にはらまらんっス。そして初めての香港ワゴンサービス飲茶、本場での体験! これが・・・便利なんだか不便なんだか^^; 横浜中華街ではやったときは楽しい感じだったんだけどなぁ。

せいろには蓋がされているので、いちいち中を見せてもらって、食べたいものをチョイス。これがちょっと面倒かな~。食べたいものに限ってなかなか回ってこなかったりして、頼もうにも言葉が通じないし、メニューは読めないしで難渋。近所にホテルもある場所での大きな店なので、せめて英語ぐらいには対応していてほしかったわ(いや、聞けばあったのかも・・・)。味はおいしいとは思うんだけど、正直私の好みではなかったかしら。何を食べたかよく覚えてませんわ。

食事を済ませてチェック(勘定)。ワゴンからチョイスしたときに、ワゴンを押してるおばさんがテーブルに備え付けの伝票みたいなのに、何をいくつ頼んだ、というスタンプを押してくれてるので、それを係りの人に渡して計算してもらう。その間、代金を払ってお釣を貰うまで私達は席でそのまま待機。お釣から小銭をチップとして渡す。後で本を見ると料金の5%をメドと書いてあったが・・・このときは10%くらい払った気がする^^;

レストランを出てフェリー乗り場に歩いて移動。スタジアムのある香港島側に渡るのだ。
街の中を始めて歩くのでドキドキ。でも通りのお店はお休みが多い。夜通し営業して元旦の朝からお休み、日本の大晦日と同じ感じなのかな。他の人に聞いた話だと、メインストリートのネイザンロードも、元旦0時になった途端にネオンの灯かりが一斉に落ちたとか。カウントダウンとかして遊ばないんだねー。私達が食事に行ったような大きなレストランなどは、香港の人達が家族・親戚で食事に来るので正月でも開いている。

九龍島・尖沙咀~香港島・中環までのフェリーは、乗ってしまえば10分足らずの短い船の旅だが、なかなかにワクワクする。この日は天気は良く暖かかったが、そのせいがちょっと靄がかった感じで、香港島の高層ビル群もシルエットで見えたような状態だった。でもキレイだ。料金はHK$2.2(約\30)。香港の交通機関は小銭がとにかく必要、とは結構有名な話だけれども、フェリーの乗り場にはちゃんと有人改札があって、そこでお釣が貰えた。初めてセントコインを手にする。

でもって、地下鉄に乗り換えよう~としたところ、フェリー乗り場からの地下道を出るとなんだか集会が・・・。皇后像広場っていうところだったのかな、元旦のイベントだったんだろうか? 突然の凄い人でビックリ。

トラムは街中の看板スレスレに走ったり、対向車ともスレスレですれ違い、停留所名はないしアナウンスも入らないので、降りる場所を探しながら乗ってなくちゃならないなど、スリル満点、本当に楽しい乗り物だったわ。でも、結局競馬場行きに乗れなくて・・・いや、乗る時に運転手さんに「ハッピーバレー」と言ったらうなづいたので乗ったのだけど、結局直接には行かなくて、降りて戻って乗り換え。トラムは本当は混雑が凄くて、乗り降りも大変らしいんだけれど、正月のせいか車内はガラガラ。難なく降りられました。料金は一律HK$2(約\30)。お釣は出ないので要小銭。

そんなこんなでやっとハッピーバレー競馬場に到着。地図だとこっから香港スタジアムは非常に近いんだけど、全然見えないの。で、適当に歩き出したところで道に迷ってさあ大変。いったい何人の人に道を尋ねたでしょう^^; 現地の人もスタジアムを知らないのか、地図の見方をご存知ないのか・・・なんか皆違う方向を指すのよね^^; なんて偉そうなこと書いても、実際に道を聞いたのは私じゃないんだけどさ。とにかく、連れの若者は行動も回転も速いよ。聞き取りにくい英語もちゃんとヒアリングして会話してるし。偉いな~と、私は後ろを着いていっただけでした。現役学生の強味か。ははは。そういや、最初に道を聞いた女の子が超~可愛かった! ちょっとハーフっぽい、美少女でした♪

結局香港在住のヨーロッパ人みたいな白人さんに教えてもらった道が一番あっていて、その時「上り下りが多いよ」みたいに言われて諦めてタクシーに乗ろうとしたらば、タクシーには近すぎて乗車拒否、みたいな。近くは近くなんだよねー・・・^^;
最終的には、トラム2駅分くらい来た道もどって違う道曲がって、すげー急な坂道登って降りて、とかでやっと辿りついた。もう~体感温度25度くらいの暑い日だったので、汗ダクダクだあよ。

どーなるかと思ったけど、私ともう一人は希望どおりのバックスタンドのチケットを無事げっちゅ。ところが、ゴール裏希望だった一行はチケットが買えず。どうも完売だったらしい。日本サイドは全然売ってなかったとか。香港では日本チーム人気なんだろうか?

スタジアムはとても大きな(満員4万人ってところかな?)サッカー専用スタジアムで、日本みたいにトラックとかがないので、凄くピッチが近い。メインスタンド、バックスタンド部には屋根もあり、なかなかキレイなスタジアム。入場した途端に「いいな~」と思わず呟いちゃった、羨ましいスタジアムなのだ。

そんな中に入って、私達はとにかくビール!ビールくれ! 暑くてかないません~。当たり前だがカールスバーグ・ビールだった。

ガラガラだった私達の隣のブロックが埋まっていく様を観察していたところでは・・・どうやら、香港は後ろからチケットを売っていくようですな。確かに、サッカーそのものは少し高いところのほうがゲームは良く見えるからなー。そういう売り方なんだろか?

会場内の設備。トイレは広くて割とキレイ。並ばずに使えました。一応マックやホットドック屋みたいなのがあったけど、店舗数は少ないのかな? 試合中などは人がすごく並んでる。しかも恐ろしいことに、マックでは気の抜けたコーラを売っているゾ(笑)まずかったゾこりゃあ。フライドポテトも日本のに比べるとちょっと塩味が足りないかな。でもケチャップ付き。客席ではポップコーンとアイスクリーム売りしか見た記憶がないですな。やっぱビール売りに来て欲しいよ(笑)
近くに選手(特にゴン、カズ)の姿を拝んで舞い上がった後にいよいよ試合開始。試合内容は割愛^^; 1-0で負けました(T_T)

さて試合後。前日のカKNール娘は薬が効いたのか、この日はすっかり元気だったけれども、もう一人のほうがクシャミが止まらなくなっちゃって。汗かいたあとに日が暮れて寒くなってしまったので、すっかり風邪をひいてしまった模様。とにかく早く帰って薬を飲もう、と今度はタクシーでフェリー乗り場へ。暮れゆく海を渡って九龍島へ戻る。
帰り道にちょっと、フェリー乗り場にも近いペニンシュラ・ホテルに寄ったりなんかしてみたけど。やっぱお正月なので、ブランド店が並んで有名なペニンシュラ・アーケードはお休みのようだった。チョコという目的も果たせなかったけど・・・宮殿のようなゴージャスなホテルの中を垣間見れて、OKでしょう! 憧れではあるけれど、格式高すぎて固苦しそうで、泊ろうって気にはあんまりなんないかなー・・・。

風邪っぴきに薬を飲ませて寝かせて、残りの二人で夕食に出掛ける。私達のホテルから、代表選手達が宿泊所にしているホテルがめっちゃ近いんで、思わずそっちに歩いていったりして(笑)ホテルの周りをウロウロしてみたりしながら、連れの香港映画ファンのコが行ってみたいと言っていた、映画に出演していた日本人の方が営業している焼き鳥屋(香港の鳥は非常においしいらしい)を探して行ってみたけれども、やっぱお正月でお休みだった。しかも2週間も・・・(絶対日本に里帰りだって)

元旦はあんまり店が開いていなくて、開いてる店は値段が良くわかんないとか、風俗店の隣とか、胡散臭いところばっかりだったので、ホテルに戻ってから結局ホテルのレストランで食事をすることにする。
行ってみてビックリしたのは、地元の人でいっぱいだったこと。マジで親戚一同で来るのね。円卓二つを一組で使っていたりしたもの。で、異様だったのが、レストランにあったマージャン室! なんであんなところにあるのかなぁ? ドアが開けっぱなしだったので見えたんだけど、おばちゃんがいっぱジャラジャラやっていて、ホテルのボーイさんやウエイトレスさんがいそいそとドリンク類を運んでいた。中国の人のマージャン好きは有名だけど、ホテルでもやるんだ? 日本の雀荘とは全然違う。
ここで食べたのは、ありきたりな堅焼きそばと卵とコーンのスープだったのだけど、これがとても旨かった。朝の飲茶より良かったかも。値段は全部(スープ2と焼きそば1)でHK$200くらいだったかしら。日本の普通の中華料理屋程度。

自分達の腹ごしらえのあとには、病人の食事。ホテルの近所にはコンビニや屋台の揚げ物屋みたいなところもあるんだけど、さすがにこれはな~なんて思ってると、営業中の粥麺屋さんが。通りに面している厨房(香港ではこれが一般的な造りらしい)をみると、テイクアウト用の器が転がってたりしたんで、ここでテイクアウトのワンタン麺を購入してみた。確かHK$35だったかな。

ツアーで観光

この日は旅行会社で決められた観光日。もっとも、通常は2日目にあるところを、私達のサッカー観戦のために3日目にずらしてもらっていたものだ。風邪で具合の悪い人間がいたが、これ以上の無理も言えないので彼女を一人寝かせて、とりあえず残りの二人で出かけることにした。

ツアーの内容はまず「スターフェリーやトラム試乗など乗り物体験」から始まっていて、前日にすべて体験してしまった私なんか、ちょっと冷めた気分^^; でも、香港といえばこれでしょう! というビクトリアピークへ連れて行ってもらえるので、これはウキウキ。この日も天気は良くて山の上からの景色は本当にキレイだったんだけど、景色よりもあの林立するビル群につくづく驚く・・・。隙間なく高層ビルビルビルってな感じで、しかもそれぞれのビルには、竹槍さしたりピストル型の飾り(?)があったりと遊び心も満点。人間のパワーってスゴイなあと感心させられた。新宿高層ビル群なんかまだまだッスよ。

ビクトリアピークから降りるのはやっぱりピークトラム。これが本当に・・・40度だか45度だかって言っていたけど、すごい傾斜。下りなので、乗客は後ろ向きに走るようになるんだけど、これは前向きだと危ない(落っこちる)からなんだって。私達は運転手さんの真後ろ、最前列のベストポジション(?)をキープ。椅子に正座して背もたれにしがみつくようにして、前のめりに降りていく様を体験。ちなみに、とっても疲れます(笑) 下り始めて割とすぐに木立の中に入っちゃって、あんまり景色的には楽しいものではないですな。ジャッキー・チェンもランニングなんかしてなかったしねー(笑)

山を下りると、オープントップバス乗り場があるので、今度はこれを体験。フェリー乗り場までの短い旅。この乗り物は日本でもCMなんかに登場してるので、あんな感じを体験してみたかったのだけれども。乗ったバスのコースは割と大人しくって、頭の上を看板がよぎって行くようなスリル溢れる場面はなかった。でも、風(ちと肌寒い・・・)を直に感じられる、なかなか気持ちの良い乗り物だった。今度はぜひ、夜、ネオンが美しい街の中を走りたい。

この後観光バスに乗り換えて、香港最大で最も信仰を集めているという「黄大仙」へ。ここが、恐いんだ。何が恐いって「線香」がさ。バスの中から、何か出店で売っている赤い細長い袋が気になったんだけど、これがお線香なのね。日本の「青雲」とちゃうよ。長さは青雲の3倍くらいで、太さは5本分くらいでしょうか。これが、細い方で^^; 太いのになると、直径1.5センチくらいあるんちゃうかという太さで、黄色い。
何が恐ろしいって、お参りする人みんなそれを振り回して歩いているのよ!(もちろん火が着いたヤツ)よく服にジュっと穴を開けられちゃう人がいるらしく、さんざんガイドさんに脅されたんだけど、実際煙りも凄くて目を開けられないし、人出が凄くてめちゃ混んでて逃げ場がないしで、通り抜けてきただけだったけど、もの凄いスリルだった(笑)本当は占い通りがあって、そこも面白いらしいんだけど、寄る時間なし。

このあと宝石屋さんに連れて行かれてショッピングタイム。私達は何も買わ(え)なかったけど・・・ちょっと気になる石はあったね。最近人気だという・・・なんだっけ? 名前忘れたけどトパーズが青っぽいみたいなキレイな石。ただ、デザインがイマイチ。歩いてる間、ずっと後ろを店員さんが着いてまわってってうっとうしかったけど、しつこく売り込まれたり、無理矢理に売りつけられるようなことはなかった。
そしていよいよ飲茶タイムですよ! ここの飲茶は大分日本人好みの味なのではないかな? 前日の朝食した所よりもおいしいと思った。ただ、店の名前を覚えてないねー・・・九龍島の紅■の辺り? ちょっと寂しい辺りだと思うけど。
でもって、コースになっていたんだけども、なんか旅行に出てちょっと胃腸が弱っているなあと感じていた私、せっかくの飲茶なのにあんまり量が食べられない・・・。シュウマイ、蒸し餃子、肉まん、ゴマ団子、ショウロンポウなどなどの最後に、チャーハンや堅焼きそばなんか出ちゃって。私達だけでなくツアーの他の人も「もう入りません」というもったいない状態に・・・。お米が食べたかったのでチャーハンを一口いただいたけど、これがまた結構旨かった。残っちゃったチャーハンはお持ち帰りにしてもらって、病人へのお土産にしてもらった。焼きそばは手付かずのまま・・・ごめんねぇ~って感じっス。ここもやっぱり現地の人でいっぱいだった。

この後は「絹の城」というシルクのお店でショッピング。可愛いワンピースもいっぱいあったんだけど、流石に手が出ませんねぇ^^; でも5万円前後という日本国内よりは格安の値段で、オーダーメイドやお直しが出来るので、考え様によってはとってもいいです。私達は、定番のスカーフやタオルなどを購入しました。洗顔用のパフが超超超肌触りが良くて耐えられなかった・・・これは買いですよ。勿体なくてまだ使ってないけど(笑)

「絹の城」と隣接して「漢方楽堂」という漢方屋さんがあって、続いてそこに連れ込まれる(笑)しかし、ためになるお話を聞かせていただいただけで逃げてきた感じ。もちセールスが目的なんだけど、押しがとっても強い、って感じでもなかったし。私はねぇ「肉体疲労、脱力感、脱毛、健忘症、歩行時の疲労感」という全部私に当てはまる薬にとっても惹かれていたんだけど・・・「男宝」っていう薬なんだよねぇ(もちろん「性機能の衰退」なんかも含まれる)・・・。「私の症状はこれ」って言ったら、係りの女の子に「NO髭が濃くなります」って止められたよ(笑)

「売り付けツアー」なんていう悪評も耳にすることがあるけれども、今回私達が連れて行かれたお店は、押し売りされるようなことはなく、「いらない」って言えばちゃんと聞き届けられたし。むしろ自分では行かないようなお店に連れて行ってもらって、見るだけ楽しめた感じ。

最後は、ペニンシュラ・ホテルの近所の免税店「DFSギャラリア」に連れて行ってもらってここで解散。この日の観光は5時くらいまでかかる、と聞いていたんだけどこの時点で3時。思ったより早く帰って来れたね。
免税店の中で少しお土産用の買い物をして、散歩がてら自分のホテルまで歩いて戻る。途中HMVを発見。少し疲れ気味だった連れにそれを言うと、香港ポップス大好き娘は急に生き返った!(笑)ものすごいイキオイでHMVの中を動き回って、私も気圧され気味。一応シンガーの妹へのお土産にアジアの歌姫フェイ・ウォンのCDが欲しかったので、色々見てもらった。缶入りの可愛いパッケージのがあったので彼女に聞いたら、日本では出ていないし選曲もベスト版的、とのことだったのでそれを購入。2枚組みでHK$105(約\1,500)安い~! これでも香港のCDの中では高い方だったよ。羨ましい。(あ~可愛いから見せたいんだけど、写真撮らないで妹に送っちゃった^^;)

ところで、ここからホテルまでの帰り道にスリル満点な体験をしました。ネイザンロードに面したホリデインホテルと重慶大厦の間に露店が並んでいたんだけども。ここをひやかしがてら向こうに突き抜けよう~と、近道のつもりで入ったらば! 露店は途中で途切れて、怪しいだけの裏道になってしまった。え゛?! と焦ったものの、前を二人のお巡りさんが歩いていたので、その後を着いて行けば大丈夫だろう~と思ったらば! お巡りさんは突然クリっと右に曲がって重慶大厦に入ってしまった・・・。私達は真っ直ぐ行きたいんだってば! と心の中で訴えても仕方がないんだけど。

今思うと、なぜ頑なに引き返すことをしなかったのか我ながら謎だけれども、中近東の辺りの人が端に座り込み、生ゴミも垣間見える幅2mほどの狭い道を、クーラーの室外機からポタポタ落ちる水を避けながら、反対側から歩いてきた黒人っぽい人とは目を合わせないように、不用意にぶつかったりしないように、小走りに通り抜けた全長100m程の冒険じゃった。いやマジで・・・こりゃあ殺されても文句言えません、という道でした。「裏道に入らないように」とガイドブックにも書いてあります^^;

ホテルに戻ってからは、日本代表が泊っているホテルの中にあるイタリアン・レストラン「サバティーニ」で食事して、その後ビクトリア湾の新年花火大会!という楽しい企画が。
他ホテル泊の知り合い達が私達のホテルに寄ってくれたので、一緒に代表の宿舎ホテルまで行って、しばらく練習から帰ってくる日本代表の入り待ちをした^^; 結局レストランの予約時間までには代表は帰ってこなかったんだけど、ホテルのドアの人が9時頃に帰ってくるみたいに言うから、食べてから花火ちょっと見てからでも間に合うじゃん? と食事に。

これがま~格式の高いお店で、ドッキドキ。私はミネストローネとアスパラとロブスターのパスタ(トマトソース)を頼んだのだけど、これがめちゃくちゃ旨かった! 今までのどんなエビ・カニよりも旨いロブスターだったよ。しかし、いかんせん量が多い! ごめんよ食べきれなくて!! これがこの旅一番の心残り・・・(T_T) 食べ物を残すだけでも心苦しいのに、あんなにおいしいものを残してしまうなんて、自分で自分が許せない。今度はもっと調子が良い時に挑みたいもの。
全員腹一杯になってしまって、通常ならやっぱイタリアンの締めくくりはエスプレッソでしょ~ってなところだけど、それさえも入らない。仕方なくチェックをしてもらったのだけど、ああなんとおまけでチョコレート等の小さなお菓子を出してくれたりして・・・(T_T) これも入りませんでした。あんまり申し訳ないから、私は無理矢理トリュフチョコを口に押し込んだけど。おいしかったよ~~~。

で、ふと気付くと8時から始まってドーンドーンとホテルの中にも音を響かせていた花火が止んでいる。時計を見るとまだ8時半。まさか終わっていないよね? なんて気持ちを察してくれたのか、お店のボーイさんが出ていく私達に「今ならまだ花火間に合いますよ」(日本語)と声を掛けてくれる。ホっとして外に出ようとしたら・・・ホテルの外を海とは逆方向に歩く大勢の人々。なんですと~?! と思っていると、同じホテルに泊ってるチェコやメキシコの選手も花火見物からご帰還。花火終わっちゃってるんじゃんよ・・・30分ポッキリで終わるんですか? 寂しいなぁ・・・。
仕方なくそのままロビーで日本代表を待つが、いつも出入り待ちをしている人達の姿がない。またドアマンに聞いてみると、とっくに帰ってきちゃったよ、ってなもんだ。ありゃりゃ~な日でしたかね。

移動範囲だけは多かった(笑)日

この日は、病人もいるし皆疲れてるし、とにかく寝られるだけ寝ようじゃん。という日にした。通常の旅では考えられない、ゆとりある日程ならでは。
とか言っても、比較的に早く寝たせいか、思ったより早く目が覚める。そして選手の出待ちのために、また宿舎ホテルに・・・(笑) ホテルの3階にあるビュッフェで朝食を食べようと出掛けたんだけど、少し遅い時間だったので大体の選手が食事は完了。それでも、まだ川口選手、松田選手、伊東選手などの姿が見えたので、あ~本当にここで食べてるのね! と思いましたっ^^;
ここの飯も旨かったっス。特にフルーツがベリグー。ホテルによくあるバイキングだけど、こういうのって宿泊客だけのためのものかと思っていた。お金さえ払えば食べれるんですなぁ。ちなみにHK$165(約\2,500)。食べ放題飲み放題とはいえ。安くはない・・・。

この後、翌日の日本代表3位決定戦の前売りを買うため、再び香港スタジアムへ。その後、前日に聞いておいた練習場まで代表の練習を見に行こう! とツアー。病人がいるのでなるべく人ゴミを避けるため、贅沢にもタクシーを飛ばす。このタクシーのお兄ちゃんが幸運にもとても良い人だった。香港スタジアムや練習場のスタジアムや、私達のホテルのある尖沙咀の広東語読み、発音など教えてくれたり、咳き込む病人にテッシュを出してくれたり喉スッキリキャンディーをくれたり。しかも・・・前売りチケットを買ってる間スタジアムの前で待っていてもらったんだけど、この間多分料金に入ってないんだよね。ガイドブックには待ち1分=HK$1と載ってたんだけど。やけに安かったし、明るく楽しいお兄ちゃんで、旅のならではの小さな出会いって感じでした。

香港スタジアムのチケット売り場では、香港は前述のとおり後ろの席から売って行くので、最前列の席を手に入れるために奮闘。「フロント」とか「1ROW」とか「ファーストロウ」とか色々なことを言ったけど、結局紙に「列→前」と書いたのが通じる。やっぱ漢字の国の人なのよ(笑)これにて、窓口のおっちゃんが「OK~ピッチサイド~」とか言って(ピッチサイドねφ(..)メモメモ)無事1列目の席をゲット。こういう我侭も言ってみるもんだけど、売ってくれる係りの人も、こっちの言ってることを理解しようとしてくれて成り立つものだと思うので、この辺は恵まれてましたねー。

この後代表の練習場に行った訳だけど、これはハズレ^^; この日は外の掲示板に貼り出してあった練習場の予定表によると終日「草地保養」・・・。しばらく練習用スタジアムの周りをウロウロしてみたけど、人の気配がまったくないので結局またタクシーを拾ってホテルへ戻ったのだった・・・。香港島のはしっこ(地下鉄の終点)の何もないところまでせっかくいったので・・・かなり寂しかった・・・。

この日の後の予定は、いよいよ女人街への買い物! 女人街のお店は夕方から店を開けるというので、軽いお昼寝タイムにした。

女人街は我々が泊っている尖沙咀から地下鉄で3駅目の旺角というところにある。香港で初めての地下鉄体験。ここでは予め教えてもらっていた、地下鉄の料金お得手段を使用(^^) 正規よりHK$2安く乗っちった。
切符は自動販売機で購入。パネルの表面が路線図になっていて、行き先駅を押すと乗車駅からの料金が表示され、表示金額を投入する仕組み。お釣が出ないので要小銭。最近は札が使える新型機もあるという噂だけれども、ここではやっぱ小銭専用だった。切符は日本みたいに紙ではなくて、プラスチックの薄いカードみたいなもの。日本の各種プリペイドカードど同じくらいの質・大きさ。出入りは自動改札で、この切符が下車駅で回収されてまた使いまわされる仕組み。エコだよねぇ。賢い仕組みと思う。その代わり、無くしたり折り曲げたりすると罰金や投獄も有りだとか。
電車はとても近代的に思えた。なんだか「硬質な鉄ですっ」という主張(?)がカッコ良くも思える。

さーて女人街ですが。噂どおりの凄い人(でもこれ、きっと旧正月で人は少ない方なんだよね)。でも思ったほど・・・キッチュで楽しいものっていうのはなかったかも。っていうか、見つけられなかったね。とにかく凄い人で。そこを通るのが精一杯という感じ。
でも、それでも楽しいTシャツ達を発見~! これが単なるバッタもんではなくて、妙にセンスの良さを感じたりするんだな。日本の雑誌や広告から取ってきたんだろう言葉の数々をプリントしたものなんだけど、その言葉の選び方や、プリント文字の色とTシャツそのものの生地の色。なかなかのバランスで感心した。

そしてここでコーフンしたのはそれだけが理由ではなく、なんと「NAKAYAMA9」というTシャツ発見したのだ。これがまた、色が全然違うんだけど、ロゴが日本代表ユニホームのものと同じ。ゴン中山ファンの我々がそれを放っておくはずもなく、全員でお揃いで購入(笑)さらにお土産に2枚購入した。お値段は1枚HK$59(\880)。生地や縫製が結構良いので、お買い得品と思える。

このTシャツでテンション上がり人に酔っ払っちゃったこともあり、目に入った「許留山」で休憩。ここはデザートのチェーンで、街を歩いてるといたるところにある。とてもおいしいです。
女人街のあとはネイザンロード沿いだったと思うんだけど、なんだかオタク系の集合ビルに連れて行ってもらった。コミック(日本のものが広東語になったヤツとか)、CD(海賊版だよね・・・)、ビデオ、ブロマイド(日本の雑誌の切り抜きとかが、そういう扱いで売られている)、写真集、アニメグッズなど、それぞれの専門の小さなお店が一杯詰まったビルで、これがまた楽しい。

私はとりあえず、KinkiKidsのシングルコレクション(言わばベスト)のCD(当時の日本ではまだそんなものなかった)を購入して(HK$40。約\600也。安っ)、ホテルに帰着。

この日の夕食は、ホテルの裏の方にあった「味千ラーメン」なんかに入っちゃたりして。日本(熊本?)から進出したお店らしいんだけど、ちょっと胡散くさーなんて思えるんだけど、なんと、結構旨かったのだ。エビののり巻き揚げみたいなおつまみと、焼き餃子とねぎラーメン(さっぱりとんこつ!)を頼んで、キリンビール(一番搾り)を飲んだ。特に焼き餃子が美味でした。肉汁がね~じゅーっっと・・・。で、ビールもその日までカールスバーグや青島ビールなど飲んでいたけど、やっぱり日本のビールが一番私の口に合っていると思ったのだった。で、教育が行き届いているのか、妙に良く気のつくおじさんがいて、とても気持ち良く食事できたのだった。
このお店はとても現地の若者で賑わっていて、結構人気店。

で、3位決定戦。

この日の朝ご飯も前日同様、代表の宿泊ホテルで。そしてついに憧れのカズ&ゴンに遭遇! バイキングを取りに行く二人の周りをグルグル回って、不振そうにゴンちゃんにチラと睨まれた私(でもシアワセ)。あと、現在私のイチオシの中村選手(ほかほぼ全員)の寝起き(寝グセくらい直してきましょう^^;)も見られたりして、とってもハイテンション!! な朝だった。
このホテルのバイキングは、一般的なパン、ビスケット、ハム、サラダ、卵などの他、チャーハン、お粥やご飯に味噌汁、漬物(沢庵とか日本のもの)なども。卵はゆで卵の他、目の前で焼いてもらえる目玉焼きもあり。あと、ワッフルなども焼いてもらえた。なんでもおいしかったけど、私が食べた中では、フルーツが一番。この季節にもおいしい西瓜など、トロピカル系も含まれて、種類も多くて旨かった。先のデザート屋も含めて、ホンコンはフルーツがおいしい。南国なんだな~と感じた。

食後はミニショッピング。私ともう一人、ペニンシュラ・ホテルにチョコを買いに行くチームとHMVにCDを買いに行くチームとに別れて行動。ペニンシュラ・ブティックではやっぱバレンタイン前のショッピング・・・なんて、親父へのお土産だけどさ(笑)香港らしく(?)ミニせいろに入ったチョコの詰め合わせなどを発見したので、それを買ってみた。あと、友人へのお土産にするチョコの詰め合わせ(ペニンシュラ・ホテル外観がプリントされている)。ここペニンシュラ・ブティックはチョコが有名だけれども、このほかにもお茶・紅茶やジャムなどもある。時間がないのでゆっくり見ることはできなかったけど。ちなみに、ここにいたお客さんは日本人ばかりでした。
帰り道には日本でいえばマツキヨみたいな、というショップに寄る。Watoson'sだっけ? ちゃんとした名前忘れたけど、街を歩いているといたるところに看板を見た。中には化粧品からファンシーグッズ、お菓子まで本当になんでもある。キティーちゃんグッズもいっぱいあったので、キティラーの友達へのお土産にポケットティッシュを購入。一枚一枚にキティーちゃんの柄入りなの。こちらのポケットティッシュはすごく小さく折り畳まれていて、一つの大きさはシガレットチョコの箱くらいかなー。で、1パックは20コ入りのお特用サイズである。帰りの荷造りの際にはこのままクッションとして活躍してくれた(笑)
ホテルへの帰り道には、前日はホテルで寝ていて「それ」を体験しそこなったツレを、例の裏道に引きずり込んでスリルを教えてあげました。(※良い子はマネをしないでください。笑)
午後はいよいよマッサージへ! 病人と二人でホテルのお向かいへ。「足保健」っつーところだけど、全身マッサージをお願い。疲れが溜まってるからねー・・・。
これが、45分間優しく念入りにマッサージしていただいて、私はとっても心地良かったのだけれども、すぐ隣で揉まれていた友達からは「痛!」という声と「バキ!」という音が聞こえっぱなしで、マッサージ師の人に「風邪は全部痛い」(ここは日本語が通じる)とか言われていた(笑)でも、逆に私のように無反応な人間はやり甲斐がないようで、何回も「痛くない?」とマッサージ師さんに聞かれたよ。盛大に痛がってた友達と、恍惚として大人しかった私とでは、全然揉み方が違うようだった。もちろんマッサージ師さんが違うっていうのもあるけれど、ちゃんと症状に合わせてやってくれているのかな?

マッサージ終了後には白湯をいただく。そうしてほうっとしている間にマッサージ師さんは皆帰ってしまった。客も私達二人っきり・・・。どうやら私達が予約した時間合わせてのご出勤だったらしい。いいのか、これで?^^;
料金は全身マッサージコース45分でHK$450(\6,700ぐらい)。結構高いなあ・・・日本でやってももっと安いところあったかも。この他、足裏マッサージ30分、45分、全身+足裏マッサージ60分のコースがある。次は足裏にチャレンジしたいにゃっ。

この後はまたホテルに戻って、恒例のお昼寝タイム。で、病人を寝かせて残りの二人でお昼の買い出し。近所のマクドナルドにチャレンジしてみた。なんと、ソーセージマフィン+コーラM+ポテトMのセットでHK$17(約\250!)。さらに今なら+HK$6(約\90)でフィッシュバーガーが1個ついてくる、というキャンペーン中だった。この日の二人分の昼食費約\340。安~い。でもドリンクはどうも冷たいコーラしかないらしい。有無を言わさずMサイズのそれを渡された。涼しい風の吹く中・・・あったかいコーヒーが飲みたかったのにー。

そう、この日はちょっと涼しい風が吹いていた。昼間でも、日陰に入ると肌寒い。試合は夕方6時からなので、かなり冷え込むことが予想される。出掛ける前には、日本から持って来た使い捨てカイロ(お特用10枚パック。笑)を皆に支給。これがマジで約に立ったよ。スタジアムに着いた頃はそれでもまだそんなに・・・と思っていたけど、やっぱりじっとしているとどんどん冷え込んでくる。しかもこの日は最前列のチケットをとってしまったから、前は柵だけで風を遮るものは何もナシ。病人は私のマフラーや手袋をして、皆で着るはずだったNAKAYAMATシャツをひざ掛けにして着膨れていたけど、それでも「死ぬかと思った」ほど寒かったらしい。しかもPK戦までもつれ込んで、余計に時間を取られてしまったし。私も、日本から熱燗を持ってくれば良かったーと本気で後悔した。

試合内容はまたしても割愛。PK戦だったけどとにかく勝ったよ・・・っつーか負けはしなかったよ・・・。ゴンがシュンスケと交代してたので、PKの時にはいないのを喜んだり^^; 声が枯れるまでキーパー楢崎の名を呼んだり、寒さを忘れられた時間っしたっ。(でもシュンスケPKはずした・・・ゴンが乗り移っていたのか・・・)
スタジアムにいた間は、寒さを必死に耐えていただけで飲ます食わず。帰り道もタクシーで帰ったけど、私は少し酔ってしまった。ホテルに着いた時には、3人とも空腹のあまりヨロヨロ・・・。それでも、若者は代表が帰って来るのを待つ、と、また代表宿舎ホテルへ出掛けていった。元気やの~。残った病人はまた床に入り、私はまたお向かいの大衆食堂へお粥を買いに。

お店の表にコンロが出ていて鍋があるので、テイクアウトはここでくれるのだろうと思い、身振り手振りで聞いてみると、入口を入ってすぐのレジを指さされる。なんだか良く分からないけど・・・レジのおばさんにまたテイクアウトを申し出ると、メニューを見せてくれた。「日本人?」と聞かれ、日本語で応対してくれる。お粥が欲しいと言うと、お粥のメニューの、さらにその中のピータンのお粥を指さした。これまでにいくつか入ったお店のメニューを見ていても、ピータンのお粥おいしそうだな~と思っていたけど、やっぱりこれがお勧めなのかな。一つこれを頼んで、もう一つ私が大好きな肉団子のお粥を頼む。ここで精算も済ませ、厨房に通された注文品が出てくるのを待つ。レジカウンターの前で、出入りしるお客さんを避けながらボーっと立っている私に、レジのおばさんが「座ってて大丈夫ね」と椅子を勧めてくれた。空腹でヨロヨロだった私には、とても嬉しい一言。

お粥のテイクアウトはスーパーカップ1.5倍くらいのフタ付き容器にそれぞれ入れられて、割り箸とプラスチック製のレンゲ(コンビニ弁当に付いてるような物)も付けてくれる。それを、容器が傾かないよう、ダンボールをひいた手提げビニール袋に入れてくれた。この辺、日本でもこんなに気の利く店ないよー。ちょっと感動。渡されたお粥を持って店を出る時も、おじさんがさっと前に回り込んでドアを開けてくれたりして、なんか些細なことが嬉しいお店だった。部屋に戻って食べたお粥も、めっちゃおいしかった。やっぱり香港ではお粥が一番美味しかったかなぁ。特にこの時の肉団子がデカくて味が良くて感動。一つがピンポン玉大くらいのものが4つか5つ入ってた。腹も満たされ、体も暖まったのだった。
お粥はそれぞれHK$23(約\340)。ちなみに店内ではHK$22。
そして香港最後の夜も終わり。

帰国じゃ。

朝起きた瞬間、病人が「直ったみたい」と発言。そいつあ良かった! しかし、帰るだけの日になって・・・難儀なコや・・・
チェックアウトは朝6時。フロントで国際電話の料金などを精算したけど、この時見てもいない部屋のTV・・・有料映画チャンネル(エッチビデオではない)の料金を請求される。なぜ?? きっと、実際には見てないけど、どんなTVをやっているのかな~と、チャンチェをかちゃかちゃいじってる時に入っちゃった分なんだな。なんて思ったけど、調べてもらって見たことになってる時間は、到着した日の夜中の0時半。これって、夕食食べたりまだ外をウロウロしていた時間なのではないだろうか? う~ん、ナゾだ。とにかく「見てないよ~っ」を通して金は払わず。

そして、時間がないので朝食も化粧もないまま、旅行会社のバスに乗って出発。空港までの間、前の夜買っておいたパウンドケーキをちまちま食べてはみたけど、全然足りず・・・。この道程で早々に乗り物酔いになってしまっいました、私。

今度は乗り遅れないよう(笑)チェックインしてまっすぐに搭乗口に向かう。ここが開く間に、前にいたスタンドでサンドイッチとコーヒーを買った。しかし、すでに酔っていて具合の悪い私の喉には通らない・・・しかし空腹という最悪の状態・・・。約3時間の成田へのフライトは、忍耐の時間(-_-;)
楽しい旅行の締めくくりは油汗をかきかきの帰国だった(泣)

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